今日は会社の交流会で、
しくじり先生をオマージュして、
人生の失敗経験と学びの共有をしたんですね。
事の発端は、もともと
社内の学習欲のある人が部活をやってて
「共有してみんなの学びに生かそう!」がテーマ。
その中で、しくじり先生をしました。
もちろん、講師をしてくれた人の経験は面白いし、勉強になったんですけど、僕は別のことを考えたりしてて、整理をしたいなと思って記事に残すことにしました。しくじり先生は素人がやるべき!最強3つのメリットというテーマで話したいなと思います。
「しくじり先生」の形式を素人がやるメリットは3つあると思ったんですね。
[box class=”green_box” title=”しくじり形式のメリット”]
- 自身のパターンに気づく
- 人生のN字を描く (未来を描く)
- 話せる環境を作れる
[/box]
1つずつ話していきますね。
自身のパターンに気づく
まずはじめに自分自身の失敗パターンに気づける。
なかなか社会人になってから自分自身の経験、いままでやってきたことって 振り返ること少ないですよね。
学生の時の就職活動なんかだと自己分析をしなさいだとかありますね。また、直近で転職活動経験がある人だと、 職務経歴書を書く上で自分自身がどういうことをやってきたかっていうのを棚卸しするポイントはあります。
ですが、日常的に自分自身の失敗パターン・成功パターンというのを棚卸ししておくのは、とても重要だと思います。
なぜなら、自分自身の失敗パターン成功パターンに気づくことによって、今やっている仕事の成功確度がどんどん上がっていきますよね。ちょっと哲学・禅みたいな感じですね。自分自身の心を見直す・振り返りの時間を取るというのは、やっぱり大事だと。
例えば、あなたが一つの仕事に対して「半年で成果を出せる人間」なのか、「3年かかる人間」なのかを把握しておくだけでも、計画もパフォーマンスも大きく変わってきますね。
もしくは、仕事の進め方の志向が「一つのことを着実に伸ばして行って螺旋階段式に成長していくタイプ」なのか「プロジェクト単位でありとあらゆることをチャレンジしていって、 経験を積んでいくタイプ」なのか。
こういった自分自身の性格思考パターンを把握しておくことで、今やっていることがうまくいきやすいのか、それとも実は苦手分野なのかが分かるだけで、 日頃の過ごしやすさ、 仕事の進めやすさが大きく変わってきますね。
「しくじり先生」モデルで強制的に自分自身の成功・失敗パターンに気づける。これがまず1個目のメリットですね。
人生のN字を描く (未来を描く)
二つ目に 人生のN字線を描くことができるかを考えるきっかけになるのが大きなメリットです。
よく、バラエティ番組とかで「あなた自身の人生の浮き沈みを曲線で書いてください」みたいな企画があるじゃないですか。あれの自分自身バージョンを作るイメージですね。
学問的な用語で言うと「ヒーロージャーニー」って言ったりします。日本語で訳すと「英雄の旅」ですね。
このヒーロージャーニーと言う 応援されやすい成功確率の高い 人生の描きかたっていうのがあると学問的に証明されているんですね。
ヒーロージャーニーを学問的に学ぶと、ちょっと難しいのですが、最近話題になっている書籍「ついやってしまう体験のつくり方」という本の中でも、ゲームを題材にして紹介されています。
簡単に言うと
[aside type=”boader”]英雄の旅
天命を知る→決意→旅に出る→境界を超える→仲間と出会う→最大の試練→成長→達成→家に帰る [/aside]
という順番ですね。
わかりやすいところで言うとドラゴンボールとか ONE PIECE とかの冒険ものの漫画はすごくイメージしやすいかなと思います。
何か大きな夢や目標があって、そこに向かって、主人公が突き進んでいくと。でも最初の頃は能力がなくて、力がなくて、努力して、強くなって、強い相手を倒したり、仲間を集めて、どんどん目標に向かって次に進んでいくみたいな。
このヒーロージャーニーを自の人生設計ににも当てはめられると、応援してくれる人が増えるというわけですね。
なので最初に話した自分自身のパターンに気付く。そのうえで、そこから「自分自身はどのポジションにいて、どういう人生の浮き沈みを描いて、どう右肩上がりしていくか」ということを計画していく。この論理を意図的に作っていくことが大事なんだろうなと思いました。
(ヒーロージャーニーについては、深く掘ると非常に面白いです。)
なんでも話せる環境を作れる
最後、3つめのメリットは何でも話せる、環境を作れてしまうということです。
失敗経験って誰しも声を大にしてアピールしたくないじゃないですか。会社とかそういう組織の中で働いてると、なおさら失敗したことっていうのは、あまり評価されないし「出来ない人だと思われたらや嫌だ!」みたいな。そういう意識がどうしても働いてしまうんですね。
でも一方で、あなたが聞き手になったとき、相手から失敗の経験を言われたらどう思います?
例えば「俺昔こんな失敗しちゃってさあ」みたいな話をされたら、ちょっと親近感わきますよね。 「この人に対してはネガティブなことを言っても大丈夫だ」っていう感情が湧くので、仕事上でも何でも話せる相談できる環境が作れちゃいますよね。
なので 基本的に人っていうのは「言う側に立つと悪い事は言いたくない」けど「聞く側に立つと悪いことは聞きたい」仕組みになってると思うんですね。
さっきのヒーロージャーニーの話で行くと、失敗しないヒーローって全然が応援したいと思わないじゃないですか。
例えば 孫悟空が生まれた時から最強で負けることなく、ひたすら敵をバッタバッタとしていく。そんなん全然面白くないですよね。
やっぱり孫悟空が最初幼なくて、弱くて、鍛えられて、成長して、強くなっていて、強敵を倒していく。というところに「応援したい!」と思わせてくれる応援シロ(のびしろみたいな)が発生するんだろうなーと思ったりします。
なので、失敗経験を皆に共有するっていうことは、全然恥ずかしいことでもなくて。むしろチャレンジをした結果として堂々と話すべきなんだろうなあと思います。
「正しいと思ってやった結果、失敗しちゃった」みたいなことは、すごく人間味が溢れるじゃないですか。そういう人間心理をうまく使って、なんでも話せる環境を作っていく。
それでどんどん仲間を増やしていくっていうのがすごく大きなメリットなんだろうなと思いました。
ということで、しくじり先生は素人がやるべき!最強3つのメリットと言うテーマでお話させていただきました。ではまた。