ieno.infoは20代〜30代向けに、転職を扱うブログです。
北海道に移住して、勤めた会社が超ブラックで
人事と社長に楯突いたら、会社をクビになったイトガダイゴが経験したことぜんぶ伝えていこうと思います。
イトガダイゴ、オマエ何者よ?
「そもそも、オマエ誰やねん?」
ネットサーフィンしていると、こんな思いを抱いた人もいるでしょう。
一言で言うと、
[aside type=”boader”]タイトル
- 妻子持ち31歳。大阪生まれ 名古屋育ち。
- 内申オール3、普通の高校・大学出身。
- 東京で労働。結婚を機に、札幌に移住。
- ブラック企業に転職して社長に楯突いてクビになったバカ。
- ベンチャー企業で頑張ったら支社長に。
- 新卒の会社にスカウトされ、複業ワーカーに。[/aside]
という経歴です。
一言じゃないぞ!って言わないで…スクロールしないように頑張ったから!!僕は札幌在住の31歳。
奥さんと 2歳児の3人家族です。■仕事
- 通販会社
- CMプロデュース
- Webマーケッター
- EC通販ベンチャー
次の章からは
「会社に勤めることが普通と思って生きてきた イトガダイゴの人生」と
「人生観が180度変わったブラック企業との闘い」について過去を振り返ってみました。【ブログを書くに至った(恥ずかしい)きっかけ】
大学はメディア関係をそこそこに勉強し、いわゆる賢くも悪くもない平凡な大学生活を送ってきました。メディアに携わりたいという思いから、新卒で通販企業に就職。さまざまな職種を経験し、最後は東京でのCMディレクション・プロデューサー。約6年間勤めていました。
仕事もそこそこに人生のパートナーを幸いにも見つける事ができ、結婚。
ふと、「東京じゃなくて、北海道の大自然でのびのびと子育てしたい」
という思いから、転職をする事にしました。これが人生の大転換期でした。
転職先はステップアップ転職のはずが、転職に大失敗し、年収が実は半額以下になるというブラック企業でした。
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会社に交渉した結果、その週で退職に追い込まれ、妊娠の妻がいるにもかかわらず数ヶ月で無職状態に。。その後は、上場を目指すITベンチャー企業で拠点長を経て、通販企業にいます。
この経験を通して、会社に所属する必要性に疑問を持ち始めました。
お金を稼ぎ、生活するための労働は大切だと思います。一方で無職になる可能性と表裏一体にあることを身を持って体験しました。
それならばブログで色んな方々と繋がり、自立できる人間になろうと決意し、ブログを始めています。
【当ブログの理念】
- 一人でも多くの人に役に立てる参考になる記事を書くこと
- 感想はありのまま、正直に書くこと
転職した先がなんとびっくり、ブラック企業!
なんでブラック企業に転職することになったのか。
ブラック企業を見分ける方法はなかったのか。
どうやって脱出したのか。イトダイ今となってはブログネタとするくらいの良い酒の肴となる話です。
誰しもハマる可能性はあるので「マジで気を付けてね」って意味も込めて、赤裸々に書いていきます。
イトダイ楽観主義なので、1ミリも後悔ないっす。
転職をしたきっかけ~内定まで
もともと働いていた会社は、地元に本社を置く会社で、大学を卒業してから新卒で入社させてもらいました。
そこは、全国に拠点のある企業だったんですね。
転勤族の家庭で、地元という地元もなかったので、「転勤、全然オッケー!」って感じで。
入社後5年間は愛知→北海道→東京と転々としながら、楽しく働いていました。
で、5年目に結婚をしたんです。
結婚すると、いろんな価値観が変わってきました。
主だった変化は- 子どもがほしいけど、
東京で最先端の環境よりも広大な土地で、
のびのび育てたい。 - そもそも北海道がめっちゃ良いところ。永住したい。
みたいな感じ。
イトダイじゃあ、全国転勤のある今の会社じゃなくて、転勤のない会社に転職しよう!
と思い立ったわけです。
転職なんて初めてだし、どうやって探そうかなぁと思ってたら、業界新聞でたまたま目に入った会社。
業績もそこそこ、面白そうな会社で、ネットで中途採用の募集があったので、勢いで応募をしちゃいました。
書類選考は無事通過し、一次面接も突破。ついに社長と最終面接をすることに。
面接官になってわかりましたが、東京で働いていたっていうのは、地方に行けば行くほど有利に働きます。
僕も同様に(?)、無事に内定を得て、新卒でお世話になった会社を卒業することになりました。
イトダイ転職先を伝えると、みんな「めっちゃいいとこやねー」っていう反応をするくらい良かったんですよね。。。
あれ、労働条件通知書と違うぞ。。
内定通知書ももらったし、
地方の会社だから待遇は若干下がったけど、
条件面では満足だし、内定承諾もして転居して準備万端!そんな時に、労働条件通知書が家に届きました。
「口頭で条件面の話をしていたけど、それの書面かー」
と封を開けて内容を確認してみると。「ん?」
「みなし残業60時間・・・?」
面接のときには
全く説明されていなかったサービス残業がある。。これはおかしいと思い、会社の人事に連絡を取ってみると、
「当社は全員、みなし残業60時間にて契約を交わしています。面接時にご説明なかったですか?」
「なかったです」って言いましたが、
前の会社はもう辞めているし、内定承諾書も出してしまっている以上、
どう出ても仕方ないと思い、そのまま飲むこととしました。ちなみに、みなし時間60時間って金額に換算すると非常識な時間数です。
残業は基本給の時給換算で125%もらえるんで、
ざっくり考えても ¥2,000×60=¥120,000 。。。一瞬で悟る「ヤバい…この会社…」
今でも鮮明に覚えています。
さ、いろいろあったけど、今日から頑張ろう!と出勤。各所に挨拶も済ませたところで朝礼です。
調子いい会社でも朝礼とかやってんのかーと思って聞いていたら、耳を疑いました。司会「前月の頑張った人は経理の〇〇さんです。決算処理等のため、始発出勤し、終電間際まで業務にあたってもらいました!拍手ー!」
イトダイえ、朝礼で始発出勤が賞賛されるの?この会社ヤバ。。。
さらにそれだけではありませんでした。
経営幹部も出席するミーティングでの出来事。Aさん「休日の売上が落ちているので…」
幹部「いや、休日の戦略をほったらかしにしてるからでしょ。会社で使ってる 〇〇(Webサービス)なんて、IDとパスがあったらスマホでも仕事できるじゃん。」
Aさん「すみませんでした!日々調整していきます!」
イトダイえ、ホントこんな世界あんの?逆におもしろすぎる。
こんなのは一握りでどの業務をやるにも「仕事のしきたり」があって、度を越していました。
入社数週間で「この会社やーめた。転職活動しよ。」ってなっていったのです。
周りはこの会社しか知らない新卒だらけ
この会社がブラックたるゆえん、ほとんどが新卒。中途があまりに少ないのです。
会社や業態によっても変わりますが、中途社員:新卒社員が五分五分くらい、むしろ中途社員の方が多いくらいじゃないですか?
面接で「中途採用も積極的に受け入れている」って言ってたよね?
要するに、
- 世の中の普通を知らない
- 転職に踏ん切りがつきにくい
- 会社色に染めやすい
新卒社員をこき使っているわけです。
イトダイ新卒でこんなとこに入って、一流になるとか考えて社畜になってるのヤバいでしょ。
人事に直談判
そんなこんなで、給料日を迎えました。
みなし残業も入っているし、
そんな入ってないだろうなーと思って、明細を見たら驚愕。。。
契約内容よりも5万以上低い基本給になっていたのです。さすがにもう言わないといけないと思い立ち、人事に直談判に行きました。
[aside type=”boader”]やりとり
イトダイ:給与が労働条件通知書よりも5万以上給料が低いんですが人事:いや、試用期間なのでその金額なんです。
イトダイ:それならば、会社HPに書いていた「試用期間中は本契約に準ずる」とは何なのか
人事:「本契約時に契約を結びなおすことがある」と記載があるので、入社時に提示した金額がそのまま本契約になるわけではない
イトダイ:じゃあ何でもありですね。
人事:契約書がそうなので。
[/aside]
イトダイそりゃ、中途社員辞めるわ。。理論メチャクチャだし、何なら人事もわかってて言ってるのが顔に出てる…。
モヤモヤを持ち越して、その日は終わりました。
社長に呼び出され、サクッとクビにされる
後日、人事より面談の呼び出しがありました。
先日の給与の件で揉めたの解決するんかな?
と思って、行ってみるとそこには社長が!たぶんクビになるなーと思いながら話を聞き始めると
[aside type=”boader”]やりとり
社長:入社時の契約内容について色々と揉めているみたいだね
イトダイ:揉めてるというか、元々と違うので言っただけです。
社長:そうかぁ。試用期間中の身だけど、早く帰って仕事覚える気もないみたいだし、契約切ろうか。
イトダイ:わかりました。じゃあ契約書通り、31日までってことですね。
社長:いや、明後日で契約期間満了だよ。
イトダイ:(マジか、この人。) 普通に法律に違反してません?
社長:締結しなおせばいいから、今週末ね。お疲れ様でした。
[/aside]
という約5分くらいの出来事でサクッとクビになったんですねー。
でも、何とも思わなかった
普通の人なら色々と悩んだのかもしれませんが、
なーんにも思いませんでした。転職活動は続けていたし、
ずっといたら、本当に精神がやられてしまうので。こんな会社あるんだな。
すごいネタになるキャリアパスだなー、
とめっちゃ楽観していたのを覚えてます。 イトダイクビになった時点で転職エージェント経由で、2社から最終面接、3社から書類選考も通ってたというのもあるけど。
いざとなれば、バイト掛け持ちしたらいい!
日本はいくらでもお金を稼げる!失業保険を受け取るために、ハローワークにも行きました。
※一生に一回は行っておくべき場所です。
行政が手を変え品を変え、サポートしていることが分かりますし、
人生経験として学ぶべきことがたくさんありました。タダでは起きない、ブラック企業を経験したこその学び
と、まぁブラック企業に入ってしまい、
クビになったことすらネタにしてしまう僕ですが、大きく3つの学びがあったなぁと。・合わなけりゃサクッと辞めろ
ブラック企業で平社員だった僕が
ベンチャーの支社長やってますから、
合う・合わないは絶対にあります。何より精神を不安定にさせてまでやらなきゃいけない仕事なんてない!
プライベートを削ってまで、大事な仕事なんてないですね。・ホワイト企業をしっかり探せ
「人によって何がホワイトか?」にもよりますが、
経験則から言うと、条件を二つ設けてホワイト企業を探すのが良いと考えます。「休日125日がベストだけど、115日までなら許せる」のように
許容範囲を給与・勤務地・福利厚生・退職金など、いろんな面で条件ラインを2つ設定しておくと、
客観的に物事を判断できるますし、
あなたにとってのホワイト企業に当たる確率もグンと上がります。・自力でホワイト企業探しは限界がある。タダで使えるから転職サイトも転職エージェントもうまく使え。
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とはいえ、自力で会社の内部まで知る由はないわけで、
僕がブラック企業に入ってしまった一番の要因は
「自力で企業ページから応募してしまった」事だと思うんですね。 イトダイ今だったら、企業ページにいきなり行くなんて絶対に使わない。。
前はエージェント使ったら企業が
100万単位でお金を支払うので、
「狭き門やろ?直接行ったろ!」と思ってましたが、
いざ採用側につくと採用コストとか全然関係ないんですね。企業ページから来る人は、
飛び込み営業に来る営業マンと同じ側面もあって。
門前払いされる可能性もあって、けっこう非効率なんです。その点、転職サイトも転職エージェントも
企業へのヒアリングをした上で掲載をしている= 「採用にしっかりお金をかける企業」なんですね。
だから、ブラック企業に当たる確率は下がります。
(※ずっと掲載してる企業なんかは地雷だから気をつけて!)転職サイトもエージェントさんも仕事でお付き合いしていますが、
情報に間違いがあったら、求職者からもクレームが来ます。さらに、信用もガタ落ちになって、
法律的にもアウトになので、
慎重・正確に企業へヒアリングをしているんです意外にも、求職者・企業側
双方に圧倒的な安心感があるんですよ。各サイトに登録するだけで、
確かなヒアリング情報を得られて、
そこからホワイト・ブラックの判断もできるので、
うまく使った人の勝ちですね。ホントに。ブラック企業に入って悩んでいるあなたへ
ここまで読んでいただければ、僕の考えもわかりますね。
ブラック企業で悩んでいるなら、、、
「ブラック企業に入ったと思ったら早く辞めて、今すぐ転職活動始めるべき!」です。僕と同じ過ちをする人が増えないでほしい!し、
早く普通のキャリアパスを取り戻してほしい!日本に会社は400万社あるんです。20代、30代の労働人口も減っていく中、あなたの価値は勝手に上がっていくんですよ。
それをいつまでも嫌な職場で疲弊してるの勿体ないですよ。[voice icon=”https://ieno.info/wp-content/uploads/2018/06/イトダイ.jpeg” name=”イトダイ” type=”l fb”]サクッと転職しちゃいましょう![/voice]
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